BRM青葉200-ブルベに挑戦
3月15日、BRM青葉200、tictacさん、lorisさん、イモグラブさんと初めてのブルベに挑戦してきました。
昨年から、tictacさんが数多く参戦している、『ブルベ』。
ブルベは1分1秒の時間を競うレースではなく、規定の時間内に距離を走る走行イベントで、世界的に開催されています。
走行ルートの途中に、チェックポイントをもうけて、そこを必ず通らないと完走できません。今回のチェックポイントは、コンビニが指定されていて、そこで必ず何かを買ってレシートがチェック通過の証拠ということになっていました。
日本では、Audax Japanというところが主催をしています。
日本の各地に支部があり、このイベントを企画して自分達も走りたいという熱意あるボランティアの方々が中心になって運営されているそうです。
同好の志の大会なので、安全を第一に考えて決まりごとがあります。
ヘルメット、ベル、リフレクター、ライト、グローブ、反射ベストまたは反射タスキ必須。
反射ベストはさすがに持ってないので、2,3日前に、100円ショップで、反射タスキを買ってきました。
朝4時(朝?)にtictacさんが車で迎えにきてくれました。
前日はじゃばじゃば雨がふっていて、どうなることかと思いましたが、すっきりと上がっています。
支度はしてあったので、自転車と荷物を持って、すぐに出発です。
何か忘れている気がするけど??
このときは気がつきませんでした。
ゴール地点の駐車場に車を止めて、まだ薄暗いなか、自転車を組み立てします。
サングラスをつけて、グローブはめて、リュックの荷物を最小限にして、さて、受付会場に、と思ったら、とてつもない忘れ物に気がつきました。
>>tictacさん、ヘルメットがぁ。。
「えっ・・」
絶句してます。。
よりによって、ヘルメット。大物です。
さすがに、二個も三個も持っている人はいません。
駐車場の横に工事現場があったので、もうこのさい、「安全第一」でもいいや、と思ったのですが、無人の現場にヘルメットがころがっているわけはありません。
ブルベに出てしまったらみんな夕方まで帰ってこないので、車から荷物を出せません。出れない場合は、自力で帰るしかないので、帰り支度も考えて荷物をしょいます。
荷物は受付であづかってもくれるとのことなので、半無きになりながら、とりあえずは会場に向かいます。
ヘルメットが無ければ大会には出られません。
山とか下るし、危険だし、忘れたものはいたしかたありません。。
品川方面にはどうやって帰るのか?
道路はつながっているんだし、何とかなるよね。
近くでつかまる方がいたら、と神にもすがる思いで元さんに連絡。
メットは一つしかもっていない、とのこと。
はい、いたしかたないです。
やっぱり、人に借りようなんて、甘かったか。
受付会場では、すでにたくさんの自転車乗りがあつまっていました。
出れないかもしれないけど、とりあえずは、受付。
名う前を言って、ブルベカードを受け取ります。
ああ、ヘルメット。。もう、どうしようもないよなぁ。
今回のエントリーは150名ということで、かなり多いのだそうです。女性の方も数名いらっしゃいまいた。
出走は時間差で、7時、7時半と受付した時間で別れています。
受付が早かったので、出走は7時になりました。
出走開始までまだ少しあるので、顔見知りのみなさんと話しながらスタートを待ちます。
開催地が神奈川ということもあって、湘南方面の自転車乗りのみなさんがきています。
湘南のmasaさんは、ピストで登場。うーむむ。上り下りはいったい。。。
すごいとしかいえません。後から聞いたら、完走タイムもお見事でした。
湘南方面のみなさんの中にダンナさんの応援に来たという、atsuさんがいらっしゃいました。tictacさんがお知り合いのようで、何か話しています。今日は見送りのみで、参加はしないというので、イチかバチかで聞いてみました。
「近くに兄がいるんで、お貸しできるかもしれませんよ。」
ええっ!
とはいっても、まだ6時すぎ。
>>朝早すぎて、今連絡するんでは、ご迷惑なんでは??
「今日は見送りに来るといっていたので、たぶん大丈夫ですよ」
と、すぐに電話をしてくださいました。
「大丈夫ですって」
>>本当ですか!? ありがとうございます!!!
もう絶対絶命、出走不可能、DNSになると100%思っていましたが、自転車の神様は走らせてくださるようです。安堵で、目がちょっとうるんでしまいました。
しばらくすると、atsuさんのお兄さん登場。
Giroのカッコイイヘルメットを持ってきてくださいました。
>>朝早くにすみません、本当にありがとうございます。
「こっちのほうが、自転車とかと色が合うかも」
とLorisさん。そうですねぇ。赤&白もカッコイイです。
初めのブルベはお初の方のヘルメットを被って出走するできることになりました。
atsuさん、atsuさんのお兄さん、ありがとうございました!
tictacさん、lorisさん、イモグラブさん、お騒がせして申し訳ありませんでした。
もうじき出走。
直前に、自転車の車体チェックがあります。
「ベル、ライト、リフレクター、ヘルメット」
はい、OKです。
ブルベカードにOKのサインを入れてもらいます。
これで晴れて出走できることになりました。
車体検査が終わったら、順次出てよいとのことで、いよいよスタートです。
町田をぬけて、高尾山、20号線大垂水を上ってここまでは快調。
シャーっと下ると、チェックポイントのセブンイレブンに到着。
ここは、何度かきたことがあります。
ふわっくしょん!X10回。
止まると花粉症の症状が一気にでます。
目がかゆー!!
ここまでで44キロ。あと154キロ。
相模湖の横を通って、山間の道をすすみます。
大月に入りました。
大月ですよ! 電車で来るところです。
青い空に、山。なんのかんのいって、絶好の自転車日和です。
浅間神社の大鳥居が見えます。聳え立つ、でかさ。
景色はすばらしいんですが、鳥居をくぐった先には、ゆるりとしたまっすぐな上りが待っていました。
だらだらだらだらと上っています。
いつまで上るんだよ~。
ん?
左膝に違和感が出てきました。
これはもしや、いつもの膝痛。。
あと100キロ以上もあるのに、膝が痛くなってきました。
まだ半分にも達してないのに、ちょっとこりゃないよ。
うわーん。
浅間神社は富士山参拝への道、上りきったら、富士山が!と思ったら、雲がかかっていて見えず。がっくし。
← この雲の向こうには富士山が。。。
右に折れて河口湖バイパスをすすみます。
富士急ハイランドが見えてきました。
FUJIAMA の横を通ります。
う~わ~。こんなとこまできちゃったよ。
膝の痛みはだんだんと増していきます。
ここからなら、リタイアして電車でも帰れる?
と、一瞬そんなことを考えました。
チェックポイント2のローソン。
『週末は 山梨に います』
たしかに山梨ですよねぇ。ここ。
思えば遠くにきたもんだ。
tictacさんが、「あと半分」
と一言。
ここまできたら、帰るだけです。
あと100キロ。
膝は少し痛むけど、死ぬほどの痛みではないし、もうちょっとがんばってみよう。
それに、せっかくお借りしたヘルメット、やっぱり完走して返したいです。
連れてきてくれたみなさんと、走らせてくれたヘルメットのためにも、こんなところでリタイアするわけにはいきません。
いつもは食べないあんこトーストともひとつおまけに肉まん。
お腹に入れて、また漕ぎ出します。
ここからは、yoneさん、おいちゃんさんとご一緒します。
でも、そこからがきつかった。
河口湖から山中湖への道は、これまただらりだらりと上りっぱなし。
ここまでの疲労で、もはや時速20キロもでてません。
山中湖、おおー!きれー!と思ったのもつかの間。
向かい風がムチ打ちします。
そして、一度走ったことのある道志みち。
山伏峠が待っています。
これを上ったら、下りです。
もうちょっとだ、とは思うものの、えっちらおっちらと踏みしめるようにのぼります。
さっきの肉まんが余分でした。うう。こみ上げてくるものがあります。
長距離で胃腸が弱っていて消化があんまりできていないみたいです。
ようやく上りきって、そこからはえんえん下り。
下りなら、楽だ、と思ったのですが、なんだか下るにも疲労を感じます。
カーブにあわせてハンドルきっていくだけなんですけど、だんだんと動きが鈍くなってきました。
このへんからはみなさん、早い。
見えなくなってしまったので、マイペースで追いかけます。
と、トンネル前で、みなさんが集まってます。
あら??
yoneさんパンクとのこと。
どっこいしょと、便乗してしばらく足を休めます。
ここでまた花粉登場。出物腫れ物所嫌わず。
もはやくしゃみ連発がとめられません。
薬飲んでいるんですけどねぇ。。
チェックポイントまではもう少しあるようです。
みんなで再出発。
もう上りは無いようなぁ、と思っていたら、ゆるゆると上ったりしてます。
ああ。膝いてーよ。
チェックポイント3。本日2回目のセブンイレブン。
お腹が受け付けないので、優しいお味のぷっちんプリンを。
ああ、癒されます。
あと37キロ!
途中からはだんだん市街地に入っていきます。
しかたないことですが、車が増えてきました。
すでに5時をまわり、だんだん暗くなってきています。
あと10キロ。
朝早かったときは、何の気苦労もなく走れた道なんですが、夕方は違います。
前方びっしりと車の赤ランプ。
目がくらみそうです。
路肩は段差、道が細くて走りづらいうえに左寄せしている車もいて、すいすいと横は走れません。
もともと、すり抜けがヘタクソで苦手なので、止まったりなんかしながら先にすすみます。
Lorisさんがくるっと振り向いて、
「あと20分でゴールすれば12時間きれるから」
>>はい、がんばります。
もうちょっと、もうちょっと。
道路を外れて、細い道に出ました。
ライトが非力なので路面がよく見えず、辛いなぁ、と思っていたら、強力ライトをつけている方がいて、あとを追いかけさせてもらいました。
ゴールの駐車場はちょびっと坂。
のぼってようやくゴールです。
やったー。
女性の方も早々とゴールをされていました。
早いなぁ。
淡々と同じスピードで走ってこられたせいか、まったく疲れが見えません。
持久戦は女性の方が向いているらしい、と聞いたことがありますが、本当かも。
女性は、生き残る力が強く、限界ぎりぎりまで体力を使ってしまうことを本能的にやらないうえに、体脂肪が最後の力を発揮してくれるそうなのです。
昨年、フランスで開催されたパリ・ブレスト・パリでも足自慢の男性と一緒に日本から参加した女性の方達が1200キロを完走しているそうです。
200キロ、11時間44分でなんとか完走しました。
もう真っ暗です。長い一日でした。
この日のコースを地図に載せていた方がいたので、リンクします。
ブルベという競技に参加はしてみたのですが、みなさんと一緒でなかったら、早々にコースアウトしていたんでは?と思います。
去年、富士チャレンジ200で完走はしていますが、レース場で走るのと一般道ではやはりだいぶ距離感に違いがあります。今まででもっとも過酷な200キロでした。
いずれ300キロも出てみたい気がしますが、今度は、もっと地図を読んでちゃんと道を走れるようになりたいです。
それから、上り。。やっぱり遅いですねぇ。くっついていくにも遅すぎで、だいぶみなさんの足をひっぱってしまいました。もっと精進します。
tictacさん、Lorisさん、イモグラブさん、ブルベを体験させていただいてありがとうございました。
Yoneさん、masaさん、ヲレさん、おいちゃんさん、元さん、ほか、たくさんのご一緒いただいた自転車乗りのみなさん、ありがとうございました。
なにくれとなくサポートいただいた大会スタッフの方々、ありがとうございました。
それから、ヘルメット忘れの窮地を救っていただいた、atsuさん、atsuさんのお兄さん、ほんとに、ほんとにありがとうございました。
感謝で、〆ます。




















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