天気には逆らえない
今年もまたこの時期がやってきました。
三回目の参加となる「ツール・ド・美ヶ原」にむけて、6/28土曜日の朝から、信州松本、浅間温泉にむけて出発です。
今回は、Lorisさん、bicirosaさん、まっきー、やくさんと総勢5名で行ってきました。
出かける前から気になっていたのが、雨。
水曜に見たレース当日の松本の降水確率 70%
金曜には、80% 別の天気予報サイトで見たところ、100%を出しているところも。
ニュースではさらに、
「関東全域に激しい雨が降ります。」
ああ。。絶望的。
でも、朝方だけでもちょっと天気がもってくれないかな、小雨だったらなんとか走れるかな、と淡い期待をしながら、使いたくはないけれど、荷物の中に雨合羽とレインシューズカバーを入れました。
参加賞とゼッケン、計測チップをもらいます。
今年の参加賞は、Tシャツとタオル、トマトジュースが入っていました。
会場のブースを見てから、宿に向かいます。
今年もInterMAXのブースで今中大介さんを発見。
先月も福井で見ていますが、自転車イベントには欠かせない方ですね。
今年の宿は、浅間温泉ではなく、少し離れた美ヶ原温泉に予約しました。
とはいっても、自転車だと10分もかからない距離。
充分近いです。
この日はツールド美ヶ原に出走するお客さんがほとんどで、もちろん、満室。
自転車を満載した車があちこちに町をよぎり、宿の前にも何台かおいてありました。
ロードレーサーが町を縦横無人に走る姿はいつもながら壮観です。
部屋で着替えて、試走に向かいます。
が、、、ああ。。忘れもの。
グローブが片方しかありません。
あれ???
途中で鈴木雷太さんの自転車ショップ bike ranchに立寄って、グローブを購入。
>>すいません、すぐ使いたいので
というと、タグを丁寧に取ってくださいました。
あとからbicirosaさんが、
「さっきの雷太さんでしたね」
>>えっ!!
髪が長い印象があったので、気がつきませんでした。
しまった。。
さて、気を取り直して、試走です。
お店からわずか1分かそこいら。
早速の激坂が迎え撃ちます。
試走だし、今日は無理しないもん。
Lorisさんとbicirosaさんに、先に行ってもらいます。
やっぱり、上れん、と、さっさと押し。
押すだけでも心拍は140を軽く越えているのが怖い。
いつか、これを上りきれるときは来るんでしょうか。
えっちらおっちらと上ります。
レース前日なので、試走にきている自転車がいっぱい。
激坂にぎわってます。
少し上でゆるくなるところから自転車に乗って、美鈴湖まで。
ふぅ~。
ゆっくりとそのままあがります。
行けるとこまでは行こうと思ったのですが、上るにつれて寒気が。
しまった。ウィンドブレーカー忘れた!
上のほうは厚い雲に覆われていて、さらに寒くなることは必須です。
下りはさらに極寒。薄手の長袖ジャージだけでは、太刀打ちできません。
翌日に疲れを残してもいけないし、と、ゴール5キロ手前で、引き返すことにしました。
今思えば、ちゃんと上まで行っておけばよかったです。
下ってきて激坂のところで、まっきーとすれ違い。
一緒にはこれなかったのですが、無事、宿についたようです。
宿に戻る前に、少し美ヶ原温泉を散策。
観光温泉街という感じではなく、お土産屋さんもあまり見かけません。
田んぼをぬけて道のあちこちに旅館がぽつぽつと並んでいて、静かな町です。
温泉の入り口には立派なお寺が立っています。
玄向寺といって、ぼたんが有名なのだそうです。
仁王様の前に大きなわらじがたくさん下がっていました。
旅の安全を祈るものなのでしょうか。
ちょっと道をそれると、味のある小さな旅館が並ぶ小道。
雰囲気があります。
いいなー。今度はこういう宿にも泊まってみたいな。
ワイナリーの看板を見つけて、たどっていこうとしたのですが、すでに6時過ぎ。
晩ごはんの時間が迫っています。
温泉にも入らなくちゃ!ということで、宿へ。
顔にぽつっと、雨粒があたりました。
やはり、これから雨が降ってくるのかな。
昨年はレースが終わって下りで雨に降られて、全身ずぶ濡れで辛い思いをしています。
上りはまだよいのですが、雨の下りはかなり怖い。
効かないブレーキを引き絞るうちにだんだん手がいうことを利かず、えんえんとつかない地上までの距離が長かったこと、長かったこと。
なんとかならないものかなぁ。
宿に戻ると、はるばる自走でやってきた、やくさんが到着していました。
朝5時に出てきたそうです。うひゃー。。。
レトロなタイルの半月型の湯船に透明でやわらかなお湯。
坂を上ったので、お風呂で足を伸ばしてストレッチ。
あ~、ごくらく。
まずは、地元山辺の銘酒 岩波を冷で。
飲みやすいうま口。
温泉にうまいもの、これだけでも来たかいがありました。
この旅館、ご飯に定評があるのですが、とにかく『ご飯』が絶品。
つやつやしていて、丁寧に炊かれたお米がほんとに美味しい。
ちょっと食べすぎてしまいました。
晩御飯のあとは、近くのコンビニに買出し。
ホタル祭りがやっているので、このあたりにももしかして、と思ったら、
「あ、ホタルだ」
まっきーが見つけてくれました。
1匹だけすぅ~っとホタルが飛んでいます。
わぁ。
実家では今頃ホタルの時期ですが、最近何年もこの時期に帰っていないので、ホタルを見るのは久しぶり。
ほわぁ~っと光って、和みます。
お部屋に戻ってきて明日の支度。
ゼッケンをジャージに貼り付け、ボトルに水を用意し、ゴール地点に持っていってもらう荷物をつくります。
目覚ましは4:55にセット。
お酒の勢いもあって、ぐわ~っと寝てしまったのですが、夜中に音が気になっておきてしまいました。
ザァー・・・・・・・・・・
雨です。
ザァー・・・・・・・・・・ かなりの雨音。
とにかく、起きたら考えよう。
ケータイのタイマーでたたき起こされます。
雨音変わらず。
やっぱり、雨か。
がっくし。。
朝ごはんは5時でお願いしていたのですが、5時に食事に集まったのは私たちのグループだけでした。
「よく降りますね~。。」
「そうだね~」
これからレースで上る山の上には、あつい霧がかかっていて、姿が見えません。
もくもくとご飯を食べます。
今日は、がんばるぞー!
なんていう、気合の気の字もなく、もくもくと。
「そんじゃあ、がんばってきてね!」
とLorisさん。
え、出ないの?
「応援しますから」
とbicirosaさん。
えーっと。
ご飯食べ終わって、コーヒーを飲んだら、マンガを読みふけるみなさん。
えーっと。。。
荷物を預け入れは7時までなので、6時半には旅館を出ないといけないのですが、すでに6時すぎ。
どうしようかな。
これはみな、出ないんだよね。やっぱし。
上りはまだ良くても、雨で寒いと下りが厳しい。
ブレーキも雨だと効きが悪く、危ないし。
出ないほうが正解?
そうなんだろうな。。
でもやっぱりゆっくりでいいので、せっかく来たからには完走だけでもしたい、と着替えて出ようとしたとき、宿のおかみさんが、やってきました。
「なんだか、濃霧と豪雨で中止らしいという話ですよ」
数分後、大会本部におかみさんが電話をしてくださって、正式に中止になったことが宿のみんなに伝わりました。
ほっとしたような、残念なような。
無理をして出ても危険には換えられないし、天気には逆らえません。
レースが温泉一泊旅行になってしまいました。
こうなったらもう、なんとでもなれです。
気合をいれて5時からご飯を食べてしまったので、まだ7時前です。
チェックアウトまでは3時間もあるので、もうひと風呂。
ゆっくりとすごして、宿をチェックアウトしました。
玄関は、おかみさんが作ってくださったらしい、てるてる坊主がおいてありました。
願いは届きませんでしたが、心づかいに感謝です。
松本を離れる前に、自転車から外した計測チップを会場に返却しにいきます。
ざーざー降りの会場は人気がなく、撤収作業がもくもくと進んでいました。
参加できなかった自分たちも残念だけど、この日のために準備してきたスタッフの方達はもっと残念だったのではないでしょうか。
使われなかった表彰ステージに、『競技中止』の看板がぽつんと置かれていました。
>>チップです。
「来年もお待ちしています」
と一言。
さて、このあとは一路東京へ、ですが、このまま帰ってなるものか!
走れなかったもやもやは、美味しいご飯で吹き飛ばすしかありません!
Lorisさんおすすめのうなぎ屋さんがある、とのことで、諏訪湖近くでうなぎランチ。
天竜川 水門近くの、うなぎ 天竜
もちろん、注文はいちばん食べ応えありそうなやつ。
どーんと、得得うなぎ重。
皮はパリっと。
甘めのたれがご飯にあって、ものすごくうまい。
ほんとに、うまい。
個人的には、ここ、ベスト1かも。
米粒ひとつ残さず完食。
レースに出られなかったもやもやが、うまいうな重でちょっと解消されました。
それにしても、まさか中止になってしまうとは。
レース転じて温泉一泊旅行になってしまいました。
午後は小雨に変わってきていたので、数時間ずれていたら開催されていたのかもしれません。
































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